スタッフブログ 2020.10.7
投稿日:2020年10月07日
こんにちは!上越支店からの投稿です
一気に秋らしくなり、紅葉が楽しみな季節を迎えようとしています。
昨日、新米と我が家の栗で、栗ご飯をして、山で採ったヤブタケでキノコ汁をしました。
旬のものは何でも本当に美味しく、いつでも食せるものではないと思うとより一層味わいがありますね。
皆様はどんな旬を感じていらっしゃいますでしょうか?
さて!最近の上越支店の様子をアップ致します。
工場の方で、配管の製作をしておられました。
今回は、客先より指定がありました「完全溶け込み溶接」で配管を溶接しているそうです。
裏波溶接とも言うそうですが・・・全く???でしたので、簡単に説明してもらいました~
↑ こちらが部分溶け込み溶接(一般溶接)
↑ こちらが完全溶け込み溶接(裏波溶接)
図のように、完全溶け込み溶接は、板と板とをつき合わせて断面全体に溶け込ませて溶接する方法です。
この溶接をすることで、溶接箇所が母材と同等の強度が得られるということです!
正直、鋼材どうしがくっついていることで完全だと思っていましたが、溶接には強度が大事なんですね。
ということで・・・
↓ まずは、溶接不良をなくす為に溶接部分の手入れから行っています。
↓ そして完全溶け込み溶接
少し隙間を埋め込んでいくように溶接しています。
弊社には色々な溶接の資格を持っている方がいますが
熟練した技術があってこそなんだなと感じます。
そして、反対側では、現場で配管を繋ぎやすくする為の
架台をを製作しておられました。
出来れば、配管がつながっていくところが見たいですね!
ご覧のとおり、弊社ではプラントエンジニアに関わる様々な技術が仕事を通して
習得する事ができます。ガスや発電等のエネルギープラントや、医療プラント、
化学プラント、食品プラント等々、多様なプラントは私達の生活には欠かせないものを
たくさん生み出しています。
そんなプラント業界で技術をもった方がどんどん増えていくことを願うばかりです。
by a.u