新年明けましておめでとうございます。

 

今年は弊社開業２０周年の節目の年になります。

５年前から推し進めてきた、経営改革が少しずつ実を結んで参りました。

これも日頃一方ならぬ皆様のご愛顧を賜り、感謝の念に堪えません。

 

振り返ってみますと、大きく改革を行ってきた為、痛手となることもございましたが、少しずつ目に見える形で変わってきてると思います。

５年前、弊社の売上は過去最低にまで落ち込み、従業員数も一桁と落ち込んでいきました。

この現状を打破する為、社長と話し合いの末、大きな損害を負うことを覚悟の上、経営改革を行う決意を致しました。

その間にも従業員の離反、長年共にしてきた協力会社様との意見の食い違い、会社にとっては本当に大きな傷を負うことになりました。

しかし、今年２０周年を迎えるにあたり、５年前の現状から考えると、売上は年々増加、従業員数も5倍、上越支店の開設、新社屋の建設、工場の増築と、経営改革が順調に進行してきていると思います。

ここまで、従業員はじめ、協力会社様には本当に苦労をかけさせてしまいました。心より感謝申し上げます。

この２０年を節目に再度、５年計画を打ち出し、さらなる発展を目指していきたいと考えております。

前経営改革では、自らの手で悪い箇所を切り離し、大きな損害を負いながらも成長に繋げて参りました。

しかし、今後はその傷を癒すと共に、会社全体で作り上げていく過程に移行して参ります。

今後、また新たに苦労をお掛けすることにはなると思いますが、宜しくお願い致します。

 

　新年になり、世界の経済が変化していくのが感じられます。

アベノミクスが単なるカンフル剤で終わるのか、それとも永劫的な新薬になるのかは今の時点では予測できませんが、リーマンショック以降、私たちは再び経済の荒波を経験してきました。

この経験は一つの糧になり、自信にもなりました。まだまだ弊社は若い会社でございます。

荒波を経験してきたからこそできることもございます。

今後、ダイシンプラント建設㈱がどう生きていくのか、御見守り頂きたいと共に、今後も変わらぬご寵愛を賜りますよう、よろしく御願い致します。

 

 

 

専務取締役　石川　英明